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湿布(シップ)の種類には冷湿布と温湿布があるけど効果は違うの?

自律神経の治療に強い広島市中区の八丁堀接骨院、スタッフです。

シップの種類には冷湿布と温湿布があるけど効果の違いは?

シップの種類には冷湿布と温湿布がありますが「どっちがいいの?」とよく質問を受けます。

結論といたしましては「どちらでも大丈夫」です。

実は、湿布自体には加熱効果も冷却効果もありません。冷湿布は冷感湿布といい冷たく感じる湿布で、温湿布は温感湿布で暖かく感じる湿布なのです。

そもそも、湿布というものは、表皮に貼ってその下の組織に薬剤が浸透するようにしたものです。どちらの湿布も効果としては鎮痛作用と抗炎症作用で、同じ効果なのです。

では冷湿布と温湿布とでは何が違うのか?

成分の違いです。冷湿布にはメントールという清涼感を感じる成分が入っています。温湿布には、カプサイシン(唐辛子の成分)によって患部が刺激され、貼ると熱く感じるようになっているのです。

ということで、温湿布と冷湿布の違いは貼った時の感覚の違いです。どちらを貼っても患部の温度は変わりません。ですから、貼ったときに気持ちいいと感じる方を使ってください。効果時間は種類によって違いますが、約10時間です。

※注意※
冷やすように言われた時は、湿布ではなく水やアイシングで冷やしてください。
暖めるように言われたときは、蒸しタオルやカイロなどで暖めてください。

田中 壽子

田中 壽子

八丁堀接骨院 理事長

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